東京にライブをさせて頂きにいってきたツアー - 2007.8

reported by Kenichi Wyoming
written on Sep. 4th and 9th, 2007

レポートです。いろいろと書く事がありすぎます。とっても長いので お暇な時にクッキーでも食べながら読んでみて下さい!分からない個所がありましたら、大変申し訳ございません。その時はお気軽にメールを下さい。

 

■ 8月20日(月)

アンプ変わりにラジカセを持って行こうか、どうしようか仙台の家で悩んで死んでしまう。でも結局、持って行きました。いざ東京に着いてみるとバカヤロウに暑い天気でした。そしていざ、吉祥寺にあるイベントスペース「GRID605」へGone!Wow!

※こちらはGRID606です。「ニューボイス」が気になります。
“マインド・ボイス”とかはないのでしょうか。“ニュー・トレーニング”とか。

GRID605でのライブ前、緊張しすぎて気持ち悪くなった。人前でうまくいくか分からない、誰にも教えてない世界初の奏法を初お披露目するので、オエッとなってしまった(※ 本番ではちゃんと出来ました)。

そして、色々な方が来てくださいました。なんと、高速バスで仙台から来てくださったボランティメンバーのOTYK様、私を泊めてくださる小川・みさっぺ様、名古屋の山口様、その場にいらっしゃった全ての皆様、共演者の皆様、大変ありがとうございます!それと最近メールのやりとりをしていた木更津ミュージシャンこと大羽田様(母の名はやすこさんです)もいらっしゃっていて、初対面し、おしゃべりが出来て良かったです。

イベント終了後に、「お手紙渡して下さい、と言って帰ってしまわれた」と手渡された封筒を開いてみると、女性の方から私宛のありがたいおハガキ(おてまみ)が入っていました。うれしさのあまり、この手紙を握りしめてイベント会場の6階のベランダから「ダイビング死」しても良かったのですが、そんな事すら思い付かないくらいでした。

11時20分くらいに、何か食べようということで、小人数で飲み食べ致しました。でも終電がやばいということで、皆、30分くらいで急いで血眼になって食べました。

 

その後、(なんと、東京滞在中にお泊りをさせて頂ける!)小川さん、みさっぺさん※宅へ行かせていただきました。

※=小川琢磨さんはギターなどで音楽をやっていらして、今年2007年1月に私のCDを通販で買って下さり、そして私が日記に「ベースが欲しい」と書いていたら、必要なくなったベースを送ってくださった神々しいお方です。みさっぺさんは、テルミン奏者でその小川さんのバンドメンバーなのです。

写真では、ほんの少し物がありますが、基本的に物をあまり置かずに素敵なシンプル部屋たちがそこにありました。

寝る時は、小川さまと同じ部屋に寝させて頂きました。よく考えれば、殿方と同じ部屋に寝る(しかも同じ布団!ドキドキ!)、だなんて5年ぶりくらいです。いつもは、金髪、黒髪、ちぢれ毛美女たちを、はべらしてベッドイン…という場合がほとんどですからね。

夜夏の畳みに放り出された柔らかそうな生足に僕の意識は釘付けになっていると、急にせまり寄る音が聞こえ、おもむろに彼女はたまらないソレを僕のモノの上に… って実にけしからん!

 

■ 8月21日(火)

みさっぺさんと、コンビニクーラーを買いに町田にある「ヨド号ハイジャック赤軍派カメラ」へ。みさっぺさんがお支払いしている間に、店頭の売り物のノートパソコンでメールチェック。

そのあとは、若者の街「下北沢」へ行ってきました。ぶらぶらと歩いて、カフェっぽい所に入りお食事をさせて頂きました。そうしたら、向こうに座っている おばさんの携帯が反射して、ピカピカ私の顔に当たって会話に集中出来なかったのです。

夜は急遽、みさっぺさんと小川さんとスタジオへ行くことになりました。3人でベース、ギター、ドラムなどを交互に入れ替えながら、即興演奏してみました。なかなか時代を感じさせない演奏が出来て、面白い瞬間がいろいろとありました。終了時間になると、「店内の電光パネル」みたいなのがピカピカと点滅してお知らせするシステムは新鮮でしたが、びっくりして心臓が停止して死んでしまった。

 

■ 8月22(水)

本当はこの日は、名古屋からの山口さんと「笑っていいとも」の観覧をしに行くことになっていました。しかし、応募はがきがはずれてしまって、行けなくなりました。それとジブリ美術館にも行こう思っていましたが、これもチケットが売り切れで行けなくなりました。

と急に思い立って、高知出身のミュージシャンのYuuki Oono さん※がカフェでアルバイトをしていると聞いていたので、そのカフェへ行こうと決めました。

※ = Yuuki Oonoさんは、私のCDを買って下さり、私の荷物が重そうな私を不憫に思い、2007年5月の東京カフェライブの時にベースを貸して頂いた大変お優しいお方です。

名古屋から来ている山口さんと新宿駅で待ち合わせをして(タモリの野郎!)、早稲田のカフェへ行ってまいりました。


ケーキが美味しいと評判のカフェらしいのですが、私は朝ごはんがおそかったのかお腹が8分目くらいで、しっかりと堪能することが出来なかったのが悔やまれます(残ったケーキは お持ち帰りしてもらいました。そして2日後に仙台に戻って、姉が食べてしまいました)。

あとは、3人でうどんを食べたり、吉祥寺の街をぶらぶらと談笑しながら歩いたりしましたが、もう信じられないほど 暑かった。お洒落(数年前まで“おちゃらけ”と読んでました)カフェに入ってもなんとなく暑い。でも東京の人は誰も暑そうな顔を していない。こういうものだとたぶん思っているのかもしれません。暑くてもこういうのが東京なのよね、って感じがしましたが、 いかがでしょうか。どうなんでしょうか。

夜は、この3人でGRID605へ行って、イベントを優雅に堪能させて頂きました。イベント後に大友さんや皆様と飲み食べを期待していた自分もありましたが、夜も遅かったので何もありませんでした。もっと皆とおしゃべりなどをしたかった…と泣き喚きながら電車のホームから飛び降りました。



■ 8月23(木)

今日はお別れ日。しかし、小川さんは朝早くお仕事へ出かけてしまったので、お別れの挨拶は出来なかった。みさっぺさんは、毎朝、みんなのご飯を作ってくれたり、洗濯をしてくれたり、おにぎりを作ってくださったり、お茶を凍らせてくれたり、お風呂を沸かしてくださったり、とっても恐縮でした。なんてことだ!ヘレンケラーです!マザーテレサ!本当に感謝してもしきれません。そして午前中は、みさっぺさんとWiiで遊んでから、支度をし、アパートを出ました。ありがたい事にみさっぺさんは荷物を持って、駅まで見送って下さいました。

そのあと、東京駅にて、GRID605の長髪男性こと岩井さんと、名古屋山口さんと3人で地下の中華屋さんへ行きました。なぜか店内には南米の陽気な音楽が流れていた(中華屋なのに)。しばらくして、急に私ののどに唐辛子が貼り付いて、咳が止まらなくなり、唐辛子を出そうと、もっと咳をしたらひょんなことからご飯粒が口から鼻のほうに入ってきて、嫌だった。

 


まとめ
2007.9.9

今回は、GRID605運営の岩井様、大友様には非常に感謝致したいと思います。あとは、泊めてくださったギター奏者の小川琢磨さま、田野原みさっぺ様にも多大なる感謝をしたいです。あと、大きなリスクを払いつつも(事故など)、会場へ足を運んでくださった(しかも東京のあの暑さの日に!)お客様の方々、私の日以外にも来て頂いた全てのみなさま、本当にありがとうございました!

そして仙台に帰ってから、「もし東京に住んだらどうなるかな…」なんて頭をよぎりました。やっぱり、あの暑さはたぶん私は死亡してしまいそうです。それと、なんとなく毎日「孤独」を感じる日々を送りそうで怖いです。

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